
デザインが気にいって買った服、いざ着てみたらなんだか肌がチクチクして着心地が悪い!なんて経験はありませんか?
特に高価な服の場合にはショックが大きいです。
では、どうして肌がチクチクしたり、かゆくなったりしてしまうのでしょうか。
この記事では、そんな肌のチクチクやかゆみの原因についてご紹介していきたいと思います。
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肌がチクチクする原因
肌側の問題
肌がチクチクしてしまう原因は肌の乾燥にあります。肌は乾燥して、敏感になっていると、少しの刺激でも敏感に反応してしまうのです。
どうして肌が乾燥してしまうのでしょうか?
体をゴシゴシ必要以上に洗ったり、洗浄成分の強いボディーソープを使っていたり、お風呂上りにきちんと保湿していないなどに心当たりがある場合は注意です。
体は顔などに比べ皮脂が少なめです。
必要以上に皮脂を取り除いてしまうと、すぐに乾燥状態に陥ってしまいます。
しかも、なんのケアもせずに放っておくと、水分がどんどん蒸発してキメの荒い肌になってしまうのです。
肌を乾燥から守るには、まずは洗い方から気を付けるようにしましょう。
ボディソープはなるべく洗浄力が弱いものを選び、顔と同じように優しく洗うようにしましょう。
絶対にゴシゴシ洗ってはいけません!次は保湿です。水分を肌に閉じ込めておくため、お風呂を上がったらすぐに保湿してあげると良いでしょう。
肌のバリア機能を高めるには、セラミド入りのボディクリームがおすすめです。
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服側の問題
肌は乾燥対策をしっかりして、保湿もしているのにやっぱり服がチクチクする…そんな場合は服そのものの問題の可能性があります。服は着ているだけで、肌に「衣服圧」と呼ばれるほど摩擦による負荷がかかっています。
特に背中に関しては、表面積が広いので手のひらに10kgの米袋をのせている感覚ぐらいの負担がかかってしまっているのです。
デザインももちろん大事ですが、やはり着心地も同じくらい大事です。
どのような服を選べばチクチクしないのでしょうか。
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天然繊維がおすすめ
綿や麻、シルク、カシミヤなどの、動物や植物などの自然由来の線維は、肌触りが良いのでおすすめです。特にシルクは衣服圧が最も少ない素材なので、敏感肌の方におすすめです。
ただし、同じ天然繊維であってもウールは少し注意が必要です。
ウールは比較的太めの線維でできているため、肌がチクチクしやすい傾向があります。
ニットやマフラー等にもよく使われている素材なので、チクチクが気になる際には、内側に綿素材のカットソーや下着を着たり、ネックウォーマーを巻いたりして、直接肌に触れないように工夫すると良いでしょう。
化学繊維はなるべく避ける
ナイロンやボリエステル、アクリルなどの化学繊維は、衣服圧が強い素材です。また、静電気も起こしやすく、肌の乾燥を招きやすい性質がありますのでおすすめできません。
価格の低い服には比較的多く配合されていますので、タグを良く見て確認すると良いでしょう。
どうしても化学繊維が多く配合されている服を着たい場合は、ウールと同様に肌に直接触れないように工夫して着るようにしましょう。
体の汗や水分を吸収して発熱する作用のある化学繊維、「吸湿発熱線維」が使用されているヒートテックは寒い時期は体温をキープしてくれるので重宝します。
ただし、この吸湿発熱線維は必要以上に体の水分を奪ってしまうことで乾燥肌を招く可能性があり、警鐘を鳴らす皮膚科医もいるほどです。
でも、寒い時は少しでも温かさを保ちたいです。
そんなときは、ヒートテックの内側に天然素材のインナーをもう一枚着て、直接肌に触れないようにすれば問題ありません。
インナーも2重になりますし、ヒートテックの作用も生かせるので、温かさも倍増するのでおススメです。
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最後に
いかがでしたか。肌をチクチクから守る基本は、まずは保湿です。
肌トラブルの元はたいてい肌の乾燥が原因です。
しっかり保湿して、肌を刺激から守ってあげましょう。
次に重要なのが服選びで、特に敏感肌体質の方は天然素材にこだわって選ぶと良いでしょう。
ちなみに、それとは別の問題で、服にタグをつけたまま着用していると、タグが原因でチクチクしてしまう場合もあります!
肌のチクチク予防のためには、タグはあらかじめ切り取っておくのがおすすめです。
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