
なで肩のせいで、なんだか服がキマらない!と嘆いている女性は多い加と思います。
「なで肩」は日本人に多いといわれる体型ですので、「いかり肩」で悩んでいる人より多いかもしれません。
どうせ治らないし…とあきらめている方も多いと思いますが、実は簡単に改善できるのをご存知ですか。
ここでは、なで肩の原因と改善方法についてご紹介していきたいと思います。
いかり肩についてはこちらの記事を読んでください↓↓
いかり肩を改善しないと似合う服がない?治す方法を3つ紹介!
そもそも「なで肩」の定義って?
どのような状態を「なで肩」と呼ぶのでしょうか。「なで肩」とは、鎖骨と肩甲骨の高さが通常よりも低い位置にある状態を指します。
もっと簡単に言うと、水平よりも下がっている状態で、比較的日本人に多いとされている体型です。
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なで肩になる原因
ご説明したとおり、比較的日本人に多い体型なので、遺伝的になで肩の方もいらっしゃいます。しかし、遺伝的な原因よりも、長年の生活習慣が原因でなで肩になっている方のほうが圧倒的に多いのです。
なで肩を招く生活習慣とはどのようなものがあるのでしょうか。ご紹介していきたいと思います。
日常的に重いものを引っ張るような動作をしている
例えば仕事などで、重いものを引っ張るような業務を日常的にしていませんか。このような動作を行うとき、肩甲骨は下に引っ張られています。
ですから、日常的にこのような動作をし続けると、肩甲骨は常に下に引っ張られた状態が続いてしまい、肩甲骨周囲の筋肉バランスが崩れることにより、肩甲骨の位置そのものが下がってしまうのです。
日常的に重いものを背負っている
重い荷物を常にリュックやカバンに入れて背負うことが多くないですか。この行為も、重いものを引っ張る動作と同様に、重い付加が肩にかかることで肩甲骨を下に引き下げてしまいます。
両肩だけでなく、片方の肩ばかりに重いカバンをかけている方も、肩甲骨周囲の筋肉バランスを崩してしまうことにつながりますので注意が必要です。
どちらか片方に負荷がかかり続けることがないよう、左右入れ替えてかけるようにしたほうが良いでしょう。
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猫背
気を抜くと、つい猫背の姿勢をとっていませんか。猫背は、お腹や背中の筋肉が弱っている方がとってしまう姿勢で、正しい姿勢でいることが出来ず、背中が丸まった楽な状態についなってしまうのです。
このような姿勢のとき、肩が内側に入った状態、いわゆる「巻き肩」になってしまうので、なで肩に見えてしまうのです。
猫背はスマホを見ているときにもなりやすいので注意が必要です。
猫背はなで肩に限らず、見た目の印象も悪くなってしまいますので、意識的に改善していくと良いでしょう。
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なで肩の改善方法
なで肩の原因が、遺伝的であっても、長年の生活習慣であっても、どちらの場合においても簡単に改善することが可能です。なで肩は、肩甲骨周囲の筋肉が伸びきって、肩甲骨が下に下がっている状態です。
ですから、逆方向に肩甲骨を上げる動作をして、それをキープするトレーニングをすればなで肩改善につながるのです。
残念ながら、伸びきった筋肉を元に戻すには少し時間がかかりますが、これは1分でできる簡単なトレーニングなので、毎日毎日思い出した時に行うようにしてみてください。
気が付いたら、いつのまにか改善されているはずです!
では具体的なトレーニング方法をご紹介します。
- 両腕をやや斜め前方方向に上げて「バンザイ」の姿勢をとります。
- その状態から、天井に向かって腕をぐっと伸ばし、2~3秒間キープします。
1分で簡単にでき、これなら毎日続けられそうですよね!
最後に
いかがでいたか。上で紹介した方法は、改善までに少し時間は要しますが、隙間時間でできる、とっても簡単なトレーニングです!さっそく今日からなで肩対策を始めてみましょう!
「改善されるまで、このなで肩どうすればいいの…」そんな方のために、なで肩をカバーするのにおすすめな服を最後にご紹介したいと思います。
是非参考にしてくださいね。
なで肩にNG
肩のラインを強調するドルマンスリーブなどの“肩のない服”やピッタリしたタートルネックの服、タンクトップやキャミソールなど「肩がでる服」は避けた方が良いでしょう!なで肩におすすめ
【肩周りにボリュームのある服】(フリル袖など)、ポートネックやホルタ―ネックの服、どちらかといえば、クラシックで女性らしい雰囲気の服を選ぶと良いでしょう!スポンサーリンク