獅子舞


獅子舞と言えば、お正月に多く見ることがあります。

お祭りで見る人もいるようです。

祝福ムードの時や、おめでたい日に目にすることが多い獅子舞は、一見すると怖い思いをしたことがある人もいるかもしれません。


例えば、子供ながらに得体のしれない怪物に見えたり、急に頭を噛まれて泣いてしまった記憶のある人はいませんか?

人によってはちょっとトラウマになるような獅子舞ですが、なぜ獅子舞は頭を噛むのでしょうか?

この記事では、そんな獅子舞の疑問を解決していきます。

そもそも獅子舞って何?

獅子舞は「ししまい」と読みます。

獅子舞は日本で生まれた神の化身だと思われていますが、実は海外から来ました。


そもそも獅子舞は、インドから中国を経由し日本に伝来したものです。

獅子と言いますが、これはライオンを表しています。

かつてインドの遊牧民族の間では、百獣の王と言われる強さのあるライオンを神だと崇めることになったことから、獅子舞が誕生したそうです。

インドから中国を経由し、日本で獅子舞が広まったのは、室町時代に現在の三重県でお正月に獅子舞を舞ったのが始まりのようです。


その後、日本全国へ獅子舞が広がり、気が付けばお祝い事やお祭り、お正月などで獅子舞を目にするようになりました。

日本の獅子舞は、飢饉や疫病を追い払うために舞われ始めたので、めでたい日やお祭り日、特に新年である正月に舞うことで、その一年を安泰に過ごせるという言い伝えがあるとも言われています。

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獅子舞って2種類ある!?

獅子舞は、2人が1匹の獅子舞を舞うものと、1人で1匹を舞うものとあります。

どちらが本当の獅子舞なの?と疑問に思いますが、どちらも獅子舞です。


2人が1匹の獅子舞を演じるものを「伎楽系」と言われており、主に西日本に広まった獅子舞です。

おめでたい祝い事の日には、この伎楽系の獅子舞を見ることが多いです。

伎楽系の獅子舞は、大陸から伝わった獅子舞そのものと言われるほどですから、現在の中国にあるライオンダンスと似ており、そのつながりはとても深いようです。


1人が1匹の獅子舞を演じることを「風流系」と言います。

これも日本でよく見かける獅子舞です。

おなかに太鼓を括り付けていて、その太鼓を打ちながら舞うのが特徴です。


これは獅子というより、キリンや鹿の頭をかぶっていることが多いです。牛の頭の時もあるようです。

雄獅子2匹と雌獅子1匹の3匹が、それぞれ舞い踊る演目が多く、見ごたえ抜群です。

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獅子舞が頭を噛むのは何故?

さて多くの方が不思議に感じているのは、なぜ獅子舞は頭を噛むのか?ということですが獅子舞に頭を噛まれるとても御利益があります。


獅子舞が頭を噛むと、頭を噛まれた人は邪気が食べられて、良い一年を過ごせるという言い伝えがあります。

もともと強さの象徴として誕生した獅子舞は、その強さから悪魔を払うといわれていたり、無病息災のご利益があるといわれているようです。


頭を噛まれるというのは、その人についている悪い悪魔を獅子舞が食べるということから、厄除け、無病息災、子供なら学力向上の効果があるといわれます。

語呂合わせで、「獅子が噛みつくと神が付く!」とも言われており、とにかく縁起がいいようです。

獅子舞はどこで見れる?

獅子舞は、正月なら日本全国で舞われているので、正月にいろんなお祝い事が行われている場所に行けば、目にすることが出来るでしょう。

日本で広まった三重県に行けばいいですが、日本で一番人気がある獅子舞は、富山県だといわれています。


富山県射水市にある六渡寺という場所では、天狗が獅子を鎮め仕留める演目があり、それがとても迫力のあるもので有名なのだそうです。

やはり日本で獅子舞の起源となったところで見たい!という場合には、三重県の伊勢大神楽が良いでしょう。

日本の獅子舞発祥の地と言われている場所の獅子舞の舞いは、一度は必ず見る価値がありそうです。


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最後に

獅子舞に頭を噛まれると、ご利益があるというのは驚きです。

怖くて頭を噛まれるのが嫌な人も多いかもしれませんが、実は厄除けになり、とてもいいのです。

厄除け、無病息災、のご利益があるので、一年を素敵な年にしたいと思う人は、獅子舞に頭を噛んでもらいましょう。


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