
思春期のころに頻繁にできていたニキビ、大人になっても、たまにできては治りにくくとても厄介です。
特に赤ニキビは治りにくく、ぷっくりと赤く炎症を起こすので顔にできてしまった場合は目立ちやすく早く治したい人も多いはずです。
そこでこの記事では、そんな赤ニキビを早く、跡が残らないように治す方法を解説していきます。
赤ニキビが治りにくくて困っているという方は必見です。
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赤ニキビの原因
まず赤ニキビはどういうものかというと、赤ニキビは毛穴に溜まった皮脂によって増殖した細菌が起こす炎症のことです。悪化すると膿ができ痛みを伴うこともあります。
洗顔などのスキンケアを疎かにしていたり、クレンジングができていない部分の化粧や汚れが残っていたりするとできやすくなってしまします。
しかし、洗顔やクレンジングを丁寧に行うだけでは予防できない原因も中にはあります。
ストレスや便秘、食品なども実は赤ニキビができる原因になります。
ストレスが増えるとニキビができるというのはよく耳にしますが、実際、ストレスがたまることで皮脂の分泌を促す男性ホルモンが増え、毛穴に汚れや皮脂が溜まりやすくなってしまいます。
また、便秘になると腸内環境の悪化に伴い悪玉菌が増え、体内に毒素が溜まりやすくなった結果、新陳代謝の低下とともに体内に溜められた毒素の影響が現れ赤ニキビができやすくなります。
食品の中では、糖分の多いもの、ナッツ類、アルコールなどは赤ニキビができやすいため食べ過ぎ、飲み過ぎには注意が必要です。
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赤ニキビの上手な治し方
赤ニキビはすでに症状が進行した状態ですので、ここでスキンケアを念入りに行うだけで完治させるというのは非常に困難です。細菌の増殖を抑えて退治する
まずは、炎症を起こしている増殖してしまった細菌を抑えることに徹底しましょう。市販で売っている塗り薬はもちろん、医療機関で処方される薬品は強力なものが多くあります。肌が弱いという人は特に自分の体質にあったものを選びましょう。
溜まっている膿を出す
赤ニキビに膿が残っている人は、炎症がある間は触らないようにしてください。うっかり潰してしまうと跡が残る恐れがあります。
治りかけの場合は自分で膿を出しても大丈夫ですが、適切な方法で肌にばい菌が残らないよう気を付けなければなりません。
- 手を洗っておき、針、ピンセット、コメドプッシャーをアルコールや熱で殺菌消毒しておきます。
- 膿の残っている赤ニキビの部分を暖かい蒸しタオルで覆って毛穴を開いておきます。
- 赤ニキビの膿の中心部分に消毒しておいた針で穴をあけます。
- コメドプッシャーで膿を優しく、全体の半分程度出します。
- 出てきた膿をピンセットで取り除き、コットンに染み込ませた消毒液で消毒して完了です。
このとき、コメドプッシャーを押し当てて上手く膿が出なくても、強い力を加えないようにしてください。
ニキビの跡が残ってしまうとなかなか消えないので、無理やりは絶対にしないようにしましょう。
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洗顔を考える
顔でも乾燥気味の部分と皮脂の出やすい脂性の部分がありませんか。ニキビができやすいTゾーンは主に脂性の部分が多く、逆に頬などは乾燥しやすいという人が多いです。
そのため、どの部分も同じように洗顔していては洗顔後に肌の脂性が足りなくなって肌が突っ張ってしまったり、あるいは洗い足りずに肌が脂っこいままだったりすることがあります。
そこで、乾燥気味の部分は優しくさっと、脂性の部分は念入りに洗う、という風に肌の性質に合わせた洗顔を行うようにしましょう。
洗顔料はニキビに刺激の少ない「低刺激」のものを選ぶと良いです。化粧水や乳液の量を調節するのも良いでしょう。
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治療中の赤ニキビを刺激しない
どうしても気になってついつい触りがちの赤ニキビですが、早くきれいに治すためにも決してむやみに触らないようにしましょう。手についたばい菌がニキビに触れて悪化することもあります。
また、紫外線もニキビ跡ができる原因になります。気になって日焼け止めが塗れない場合でも日傘や帽子などでしっかりと対策をしておきましょう。
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まとめ
赤ニキビは完治するまでが厄介で、治療中でもばい菌が入ってしまうと悪化したり跡が残ってしまったりします。治りかけていても油断せず、洗顔などのスキンケアは毎日欠かさず行いましょう。
外出時には女性は化粧でごまかすこともできますが、しっかり治して肌トラブルを解決し、綺麗な素肌でいれると素敵ですね。
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