
若くて希望にあふれた華の10代、勉強に部活に恋愛に忙しくてとても充実しているかのように思えますが、多感な年ごろならではの悩みもたくさん抱えています。
そんな思春期にできるニキビはとても厄介で、人によって程度は異なりますが痛々しく真っ赤になったニキビに悩まされている人も多いはずです。
また、ケアの仕方を間違えてしまうと跡になったり治りが遅くなったりすることがあるので、正しい知識のないまま触ってしまうことはよくありません。
ここでは、そんな厄介な思春期ニキビに悩まされている方々のために、お金を掛けなくてもできる正しい洗顔の仕方を伝授します。
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思春期ニキビとは
思春期ニキビとは成長が著しい10代によく見られるニキビのことで、ホルモンの影響で皮脂腺が刺激されて皮脂分泌が活発になり、毛穴に詰まった皮脂がアクネ菌を増殖させることで毛穴が炎症を起こしてニキビとなってしまうのです。特に皮脂腺の多いTゾーン(おでこや鼻、あごなど)にできやすく、強く炎症を起こしやすい傾向にあります。
人間関係や進路のことなどでも、悩みを抱えやすい時期なのでストレスや睡眠不足などの生活習慣の乱れも皮脂の分泌が増える原因のひとつとして考えられるでしょう。
皮脂の分泌が活発になる春から夏にかけては特に、成長期の体に負担を掛けないよう生活習慣を見直す必要があります。
関連記事:黒いニキビは跡が残る?洗顔だけでは治らない時のケア方法!
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洗顔だけで予防できる思春期ニキビ
思春期ニキビの原因は、成長期のホルモンバランスの乱れや生活習慣の乱れによる皮脂の過剰分泌だということが分かりました。生活習慣の改善によって皮脂の分泌はある程度抑えられても、成長期の体はそう簡単にホルモンバランスをコントロールすることができません。
そこで、思春期ニキビの対策としては分泌された皮脂を綺麗に洗い流す「洗顔」がポイントとなります。
学校や家では中々教えてもらえない洗顔方法、自己流でしてしまう前に正しい方法を習得しておきましょう。
- 洗顔をする前にまずは手を綺麗に洗います。
手にはいろんなウイルスや雑菌が付いているのでそのまま顔を触らないよう、石鹸で清潔な状態にしておきましょう。 - 洗顔を行う時は30度~35度くらいのぬるま湯でします。
冷たいと肌がつっぱって毛穴の奥まで洗浄できなかったり、熱すぎるお湯だと肌を守るのに必要な皮脂まで洗い流したりしてしまうので体温より少しぬるいくらいのお湯が最適です。 - 洗顔料を手に出し、しっかりときめ細かい泡になるまで泡立てていきます。
泡立てるのが苦手な人は、100均でも手に入れることのできる「泡立てネット」を使うと良いでしょう。 - ようやく洗顔です。
たっぷりの泡で顔の肌を包むように洗います。決して力を加えて擦らずに、優しく泡で撫でるように洗顔してください。 - 顔全体を洗顔し終えたら、同じくぬるま湯で泡をすべて洗い流します。
このとき、泡の洗い残しがあると汚れとなって毛穴詰まりを起してしまうこともあるので要注意です。 - 洗顔後は顔の肌の水分が失われやすい状態となっているので、すかさず化粧水や保湿クリームでケアするようにしましょう。
注意しておきたいのは洗顔料を使用した洗顔は多くても1日に2回までとしましょう。
しつこい洗顔は肌の本来あるバリア機能を低下させ、肌荒れの原因にもなります。
ニキビを早く治したいからといって、過度の洗顔を行うのはやめておきましょう。
また、洗顔料の種類が豊富で選ぶのに困るといったこともありますが、ニキビを早く治したい人はニキビ用洗顔料、肌の弱い人は刺激の弱いタイプ、乾燥肌が気になる人はうるおい成分を意識したものを選ぶと良いでしょう。
人によって相性の良し悪しがあるので、自分の肌に合うものを見つけましょう。
最後に
思春期のニキビは一度にたくさんできることが多くて気になります。マスクをして隠すこともできますが、人に見られるのが恥ずかしくなって自信もなくなってしまいがちです。
しかし、気にするあまり下手に触るとクレーターのようにくっきりと跡が残ってしまうこともあるので焦らず正しいケアを行っていきましょう。
お小遣いの少ない学生にもできる簡単な洗顔方法だけで、貴重な10代を綺麗な肌で充実した毎日にできるとよいですね。
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