
おみくじとは神社・仏閣などで吉凶を占うために引くくじのことです。
昔、くじは重要な事柄の決定や後継者を選ぶ際など『神の意志』を知る手段として用いられました。
また、戦国時代にはそれは戦争の日取りや戦い方など用いられる地域もあったようです。
おみくじには、『大吉・吉・中吉・小吉・凶』などの吉凶を表す言葉があります。
基本的には、この5つですが他にも細かく細分化している神社もあるようです。
ですが、万が一凶が出てしまうと途端にテンションが下がってしまいますよね。
折角の盛り上がった気分が台無しになってしまいます。その場合におみくじを引き直したいと頭をよぎることもありますが、果たしておみくじの二回引きはOKなのでしょうか?
ここでは、おみくじについて色々と確認をしていきます。
おみくじの引き方
おみくじを引くなら正しい手順で引きたいです。では、どのようにすれば良いのでしょうか。実はとっても簡単です。
- 手水舎で必ず手と口を清める。(罪汚れを清める)
- 本殿に参拝をする。(中央は歩かないように注意する。)
※おみくじを引く人はこの時に、おみくじを引くのでお言葉をくださいと祈りましょう。 - おみくじを引く前に気持ちを落ち着ける。
- 神様に呼びかけながらおみくじをひく
大吉などの結果よりは、その後の言葉が大切な意味を持つのでしっかりと確認しましょう。
大吉だから凶だからと一喜一憂して仕方ありません。その奥に意味するところを意識するようにしましょう。
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おみくじは2回引いてもいいの
おみくじは運勢を占う行為です。その運勢が悪かった場合、占った後にもう一回引き直したい!と思うかも知れません。例えば、受験や就活、婚活など人生の岐路に立たされている時は特にそうなるのではないか…と、思います。
では、実際にはどうなのか?ですが、結論から言うと『何回引いても構わない』と言う事です。
ですが、是非とも運勢が悪かった方のおみくじもしっかりと目を通すようにしましょう。
凶でも対策が載っているので貴方にとって有益なおみくじとなる可能性があります。
それを無下に扱うよりは、しっかりと理解した方が貴方にとってはプラスのおみくじとなるはずです。
また、占いは結果を知ると足りないことが分かるので、補うために『努力』をしたとします。
そうすることで結果を変えていくことが出来ます。
ですので、おみくじの内容に不満がある場合は何度でも引いても構いませんが、是非とも嫌だなと思う点に逆に注目して、そうならないように対策を考えつつ引くようにしましょう。
違う神社だと御利益も違う?
ここでまず申し上げたいのは、おみくじは『神託』の様な物であり御利益を願う物ではありません。ですので、御利益があるのでは?と考えて行動するならば絵馬や参拝などに注力した方が宜しいでしょう。
おみくじはあくまでも神様からの忠告です。
さて、おみくじには様々な形態があるのはご存知でしょうか。
また、それと同時にある恋占いなど特化した内容もあるそうです。それぞれ神社事に伝わるものを形にしたものもあるかもしれません。
寺社仏閣に行った際は注目してみてください。
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おみくじは持って帰っては駄目?木に結ぶのが良い?
初詣や旅行中などでおみくじを引くと運勢や格言などが書かれており、心の支えになりそうだから持ち帰りたいと思うことはないでしょうか。しかし、一般的には寺社が指定する場所(木や柵など)におみくじを結んで帰ることがルールとされています(指定されていない木や柵などに結び付けるのは絶対に止めましょう。寺社仏閣の運営などに大きな影響を与えます。)
実際はおみくじを持って帰っても構いません。
しかし、おみくじは薄い紙ですが『神託』が書かれたものでもあります。無下に扱うのは良くありません。
財布や神棚などで丁寧に扱うことが望ましいでしょう。
くしゃくしゃにして破ってしまった!なんて事が無いようにしなくてはなりません。
ですので、規定の場所のおみくじを結ぶというのは『ズボラな人』には良い方法でしょう。
面倒な管理をする必要もありません。また、『神様との縁を結ぶ』という御利益を見込むことも出来ます。
ですので、管理が難しいなと思う人はおみくじを結んでおくと良いでしょう。
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