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あぶらとり紙はとても便利です。

いつでもどこでもさっと取り出して、簡単に顔の余分な脂を取ることが出来ますので、メイクが崩れにくいです。

そのため、あぶらとり紙を使用している人は非常に多いと思います。

しかし、そのあぶらとり紙の使用方法を間違えると、肌荒れの原因になったり、余計に脂っぽくなってしまったりします。

あぶらとり紙って?

そもそもあぶらとり紙っていったい何でしょう。

あぶらとり紙はその名の通り、余分な顔の脂(皮脂)を吸収させるためのものです。これはどのように生まれたのか・・・と疑問に思います。

あぶらとり紙は、元々は金箔を作る上で、金の塊を伸ばすときに使用していた専用の和紙が元になっています。

金箔を作るために、何度も何度も金の塊をたたいて伸ばすのですが、その過程で金を伸ばすためにと作られた和紙は、繊維の密度が増して余分な脂を吸い取るような紙になりました。

これはもちろん金箔を作る人には不要なものですから、当時メイクをしていた芸者さんや舞妓さんに譲り、彼らがメイク崩れを防ぐためにこの和紙で顔の余分な皮脂を取り除いたことが、あぶらとり紙の誕生につながったと言われます。

つまりあぶらとり紙は、顔の余分な皮脂を取り除くためにわざわざ作られたものではなく、金箔を作る上でたまたま出来た不要な和紙が、実は皮脂を吸い取るのに有効的なものだったということなのです。

いわば偶然の賜物と言えます。

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あぶらとり紙の効果は?

そんな奇跡ともいえる誕生を迎えたあぶらとり紙ですが、これはどのような効果が期待できるのでしょうか。

メイクノリを良くする

あぶらとり紙は、拭き取るというのではなく、抑えて皮脂を吸収するというものですから、メイクの上からでも手軽に使用できるため、メイク崩れがしないというメリットがあります。

肌の余分な皮脂などや汚れなどはしっかり吸い取ってくれますが、メイクは吸い取ることが無くしっかり残したままというのは、あぶらとり紙の素晴らしい部分です。

雑菌の繁殖を抑える

あぶらとり紙は主に顔に使用することが多いです。

ではメイクをした後に、余分な皮脂を取り除かずそのまま放置していたらどうなるのでしょう。

余分な皮脂を放置していると、皮脂が空気に触れて酸化します。

すると雑菌が繁殖し始めてしまい、その雑菌が毛穴に侵入してしまうとニキビの原因となったり、肌が炎症を起こして肌荒れの原因となったりします。

皮脂を放置したことにより増える雑菌ですが、これは臭いの原因にもなります。

そのためあぶらとり紙を使用して余分な皮脂を吸収することは、その分雑菌の繁殖を防ぎ、臭いの原因も排除してくれるのです。


関連記事:肌のターンオーバーが乱れる原因3つ!こんな症状に注意!

あぶらとり紙を使いすぎるとどうなる?

とても効果があり、常に使いたくなるあぶらとり紙ですが、実はこのあぶらとり紙を使いすぎると、意外にもデメリットもあります。

皮脂を取るために肌を守っているものが減る

あぶらとり紙を使用する目的は、顔のテカリなどを抑えるためですが、この顔のテカリの原因は皮脂です。

この皮脂は多すぎると顔がテカってしまい、メイクが崩れたりしますが、この皮脂は皮膚を外部刺激から守るためのものです。

そのため、皮脂を必要以上に取りすぎると、肌を守っているはずの皮脂が少なくなり、肌が乾燥したり、乾燥により肌荒れを起こすことがあります。

皮脂が持っている抗菌作用が弱ってしまう

皮脂は、抗菌作用があります。

ある程度の皮脂なら、皮膚に少しの雑菌が付いたくらいでは、皮脂がその雑菌を退治してくれます。

これが皮脂が肌を守る役目の一つでもあるので、皮脂が少なくなると、顔のテカリが抑えられメイク崩れがしない反面、雑菌により肌荒れを引き起こす可能性が高くなります。

従って、皮脂を取り除きすぎると、人間が本来有している抗菌の作用を弱めてしまうのです。

自然保湿の効果が薄まる

皮脂は、顔がテカると言います。逆を言えば、皮脂があるために乾燥肌を防いでくれているのです。

そのため皮脂が減ることにより、肌が水分不足に陥ったり、雑菌が繁殖してしまいます。

つまり皮脂は、自然の保湿クリームの役割を有しているのです。

入浴着に保湿クリームを使用して、その後わざわざクリームを拭き取る人はいないです。

これと同じように、皮脂を必要以上に取り除くことは保湿効果を薄めてしまいます。

保湿できない肌は、外部刺激に耐えられずに肌荒れを起こしたり、ニキビが出来たりしやすくなってしまいます。

あぶらとり紙を正しく使うために

余分な皮脂だけを取る

あぶらとり紙を正しく使うためには、まず必要以上の皮脂を取らないように心掛けましょう。

何枚もあぶらとり紙を使って顔の脂を取るのはやめましょう。

あぶらとり紙を使用する時は、一枚分だけと使用料を決めるなどの工夫が大切です。

あぶらとり紙を使用する部分を限定する

あぶらとり紙を使う時には、顔全体の脂を取り除きたいですが、そうすると、皮脂腺の少ない部分は皮脂の分泌が少ないために乾燥しやすくなります。

そのため、皮脂腺が集中しており皮脂の分泌が活発な顔のTゾーンのみにあぶらとり紙を使用するなどの方法を取り入れましょう。

あぶらとり紙を使う回数を減らして決める

あぶらとり紙を使用する時、トイレに行くたびに使用していたりしませんか。

そうなると、トイレの回数にもよりますが、皮脂の分泌が追い付かない状態となりやすくなります。

そのため、一日の内あぶらとり紙を使用するのは、午前中と午後に一回ずつ!などと決めておくことが良いです。

何度も何度もあぶらとり紙を使用すると、皮脂が少なくなり、皮脂が「足りない!」と思ってしまい余計に皮脂を分泌してしまったり、逆効果になることもあります。

乾燥時には絶対に使用しない

乾燥時にあぶらとり紙を使用する人は少ないですが、それでも皮脂は分泌されるのである程度顔はテカります。

しかし、乾燥しやすい季節などの場合は、出来るだけあぶらとり紙の使用を控えましょう。

乾燥しやすい時期にあぶらとり紙を使用すると、乾燥肌の原因になったり、乾燥を助長させて肌が外部刺激に耐えられずに傷付きやすくなります。

あぶらとり紙よりティッシュを使う

あぶらとり紙を使用するほどではないけれど、顔の脂が気になるという人は、あぶらとり紙ではなく、ティッシュなどを顔に優しく押さえつけて、油を取り除くことが良いです。

あぶらとり紙は、専用のものですのでやはり皮脂をたくさん吸い取ります。

しかし、顔の脂が少し気になる程度でしたら、ティッシュでも十分代用が可能です。

トイレに行った際などに、ティッシュで顔を軽く抑えるだけでも、十分不要な皮脂は取り除くことが出来ます。

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皮脂を抑えることが大切?

ここまであぶらとり紙のメリットとデメリットをご紹介しましたが、根本的には余分な皮脂を分泌させないよう心がけることが一番大切です。

洗顔方法の見直し

洗顔時、顔のテカリが気になったからと思って、ゴシゴシと顔を洗いがちになりますが、これはとても危険な行為です。

ゴシゴシと顔を洗うと、気持ちは良いですが肌がとても刺激を受けるために皮脂腺が活発に活動してしまうようになります。

そのため洗顔方法は、優しく丁寧に軽く、肌を傷つけないように行うことが大切です。

ストレス解消

ストレスが多いと、その分肌の受けるダメージも大きくなりますから、肌のダメージを軽減させようと皮脂がたくさん閔妃ツされます。

そのため、日頃からしっかりストレスを発散させることが大切です。

脂分の多い食事を避ける

脂分の多い食事は、顔がテカりやすくなります。

忙しい毎日ではファーストフードなどに食事を頼りがちになりますが、出来るだけヘルシーで脂分の少ない食事を心がけましょう。

食事を心がけるだけでも、顔のテカリが気にならなくなることも多いです。


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まとめ

あぶらとり紙は、非常に有能で一度使うと、もう手放せなくなります。

しかし、あぶらとり紙を使用する目的と、皮脂の存在目的をしっかり理解した上で、適度にあぶらとり紙を使用するよう心がけましょう。

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