アメリカ、イギリス


英語を勉強していると、どうやらアメリカで話されている英語とイギリスの英語とで違いがあるということを耳にする方が多いと思います。

実際両者には色々な違いがあり、初めて目にすると混乱してしまう可能性もあります。

そこでこの記事では、アメリカ英語とイギリス英語の違いについて紹介していきたいと思います。

英語が地域によって違うのはなぜ?

同じ英語なのにも関わらず、地域によって異なっているというのはどういうことなのでしょうか。

これには諸説あるのですが、言葉というものは遠い場所で温存され、発祥の場所と伝承された地域では発祥地の方が変化が早い、というのが定説です。

つまり英語という言葉が生まれたイギリスでは変化が起こり、イギリスから英語が伝えられたアメリカではその当時の英語が保存されているということになります。

ですので、かつてのイギリス人は今のアメリカ英語を話したり書いたりしており、時代とともに今のイギリス英語に変化していったと考えられているのです。

では、どのような違いがあるのか順番に見ていきましょう。

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アメリカ英語とイギリス英語の文法の違い

現在完了形の使い方

現在完了形は「過去のある時点から現在まで続いている様子」を表す表現です。

過去形では「過去のある時点での様子」のみを表しているので、例えば同じ「鍵をなくした」でも過去形では今はどうなっているのかわからないのに対し、現在完了形では現在も見つかっていないということがわかります。

この様に表現の幅が広がる現在完了形ですが、アメリカ英語とイギリス英語では使い方に若干の違いがあるようです。

「鍵をなくし、まだ見つかっていない状態」を例に見てみましょう。

アメリカ英語では「I lost my key, and haven’t found it yet.」となり、イギリス英語では「I have lost my key.」となります。

アメリカ英語では過去形で表現されたので「まだ見つかっていない状態」を別個に現在完了形で表現していますが、イギリス英語ではひとまとめに現在完了形で表していますね。

これはアメリカ英語において現在完了形よりも過去形が好んで使われているためで、現在完了形は意味を付け加える意味で使われることが多いようです。

アメリカ英語とイギリス英語の単語の違い

これが一番わかりやすい違いではないでしょうか。

アメリカ英語とイギリス英語では単語のつづりが違ったり、そもそも同じ意味でも違う単語であったりします。いくつか例を見てみましょう。

erとre

アメリカ英語において語尾が「er」になっている単語は、イギリス英語では「re」となっている場合があります。

例えば「center」は「centre」に、「meter」では「metre」になっています。

zeとse

同様に、アメリカ英語で語尾が「ze」となっている単語がイギリス英語で「se」と変化するケースもあります。

「realize」が「realise」に、「analyze」が「analyse」になります。

単語の意味

同じ日本語でもアメリカ英語とイギリス英語で異なる単語になる場合があります。

例えば「紙幣」、「お札」がアメリカ英語では「bill」となるのに対してイギリス英語では「note」となります。

また、建物の「1階」はそれぞれ「first floor」、「ground floor」となっていて、「2階」は「second floor」、「first floor」なのでアメリカとイギリスで同じ単語が指す階数が異なるという状況にもなりかねず、注意が必要でしょう。

このように、単語には色々な違いがありますが、アメリカにいるからといってイギリス英語の単語を話してはいけないということはありませんし、紹介したようなルールに当てはまらないケースや紹介しきれていないものもたくさんあります。

全て覚えるのは大変ですが、ゆっくりと慣れていくようにしましょう。

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アメリカ英語とイギリス英語の表現の違い

アメリカ英語とイギリス英語では一部の表現が異なっているということが知られています。

ここでは代表的な「時間」の表現について紹介します。

中学生の時に「10時15分」のことを「ten fifteen」と習いましたが、これはアメリカ英語の表現で、イギリス英語では「quarter past ten」となります。

同様に10時半はアメリカ英語で「ten thirty」、イギリス英語で「halt past ten」となります。

アメリカ英語では「◯時と◯分」、イギリス英語では「◯分が◯時から過ぎた」、もしくは「◯時まであと◯分」と表すことになるようです。


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日本人はどちらを勉強するのか

両者の違いを紹介する上で、日本人が学校で英語を学ぶ際にはアメリカ英語で勉強することが多いようです。

全世界的に見ても、良い悪いは別としてアメリカが世界の中心として動いていますので、どちらかで迷った場合はアメリカ英語を勉強するのが一般的です。

しかし、大学の入試問題や英語論文を読む際にイギリス英語の文章が使われていることもあるので、国内で触れる英語が全てアメリカ英語だということはありません。


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まとめ

私たちが学校で勉強してきたのはアメリカ英語で、イギリス英語とは様々な違いがあるということを紹介しました。

その違いは単語や文法、表現など多岐にわたるので必要があれば両者を理解しておくことが重要でしょう。

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