
私たちにとって鳩と並ぶくらいに身近な鳥と言えば『カラス』ではないでしょうか。
しかし、このカラスは私たちと生活圏がどうしても重なってしまうので『糞』や『鳴き声』、『ゴミを漁って散らかす』など困ってしまう事も多々あります。
しかも、カラスはとても頭が良いので追い払おうとしてもなかなか上手くいかなかったりします。
こんな時はどうすれば良いのでしょうか。
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日本に多く居るカラスは主に2種類存在する
日本のカラスは海外の人が見ると大きさや多さに驚く外国人がいると言いますが、実はカラスは昔から多く存在していたようです。そんなカラスですが実は日本には2種類存在するのをご存知でしょうか。
『ハシブトガラス』と『ハシボソガラス』です。
『ハシブトガラス』は都心を好み、「カーカー」と鳴き獰猛で肉を好む傾向が有ります。
対して『ハシボソガラス』は田舎を好み、「ガーガー」と鳴き、木の実などを食べます。両方とも大変頭が良い様子が目撃されています。
そんなカラスですが実は研究は発展途上中で、寿命に関しても10年から20年くらいとかなりアバウトな感じです。
こんなカラスですが映画や小説の影響もあり人の顔を覚えて襲うイメージがあったりします。
確かに、カラスは繁殖シーズン(5~7月)は威嚇してくるものもいます。人間が知らずにテリトリーに入ってしまったりすると背後から後ろ蹴りしてきたりするようです。
しかし、これも実は不確かな情報だったりするのでなんとも難しい問題です。
対策したいけど、カラスの噂が怖い
いたずらにカラスを攻撃すると後日顔を覚えて仕返ししにくる、なんて言葉を聞いたことは無いでしょうか。これを聞くとカラスが苦手とは言え安易に物理的な攻撃を加えるのは怖いですよね。
それに、生き物を傷つけるのはいくらカラスでもなんとなく嫌な気持ちになってしまいます。
では、カラスを傷つけずに退ける方法について確認していきます。
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カラスを撃退する方法
音でビックリさせよう
単純にカラスを傷つけずに撃退するならば、音を鳴らすのが良いでしょう。猛禽類の鳴き声などを成らせばカラスを手軽に追い払うことが出来ます。
しかし、カラスを撃退するために大きな音を出して一時的にカラスを追い払っても、カラスはその場所で何か起きないか確認する習性があるのでそのうち慣れてしまう様です。
また、隣近所の事を考えるとそんなにも爆音を毎日流すわけにはいかないですよね。
超音波がいいなど聞きますがカラス対策に本当に効果があるのかは難しい問題です。
カラスが嫌がる環境を整える
カラスは頭が良いので食べ物がある場所だと分かると、そこをえさ場にして集まりやすくなります。そのため、カラスを寄せ付けない最大の手はカラスが嫌う環境を作ることです。
まず『ゴミは集荷時間に会うように出す』や『ゴミには外れないように丈夫な網をかける』です。
その他に家庭菜園を狙われる場合は『網を立てて覆ってしまう』『実った物をそのままにしない、早めに収穫する』なども有効です。
食べ物が無いと分かればカラスのたまり場に成らずに済みます。
刺激物を混ぜて捨てる
カラスは刺激物が苦手です。刺激物とは、唐辛子やラー油などの辛いもののことをさします。
これはゴミ袋に使っている物もあるようです。
ですが、専用の物を使えない場合もありますよね。
そんな時は生ゴミを捨てるときに、唐辛子を混ぜたりするとカラスにとっては苦手な食べ物になります。
ゴミを荒らされて困っている場合は、この方法を使ってみるのもオススメです。
この地域のゴミは食べられないとカラスが学習すれば、荒らされる被害を未然に防ぐことが出来るはずです。
逆を言えば、都会のカラスである『ハシブトガラス』が好きなのは生肉やソーセージなどです。
こう言ったものを捨てるときは出来るだけ辛子を混ぜるなど対策を行うようにしましょう。
まとめ
カラスは天敵が少ないために都心では特に増える傾向にあるようです。しかし、それは人間の食べ物を与えてしまった経緯があります。
ですので、上手く共存できるように努力していきたいものです。
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