
立ちっぱなしの仕事をしている人は、足のむくみや疲労でお悩みではないでしょうか?
次の日に元気にまた仕事に行けるようにリフレッシュしたいものですよね。
この記事では、そんな立ち仕事の足のトラブルや対処法について少し詳しくお話したいと思います。
目次
立ち仕事で足が痛くなる原因
立ち仕事で足が痛くなる一番の原因は、血流の滞りです。血液は心臓のポンプの働きにより、動脈を通って全身に酸素や栄養素を運ぶと同時に二酸化炭素や老廃物を回収して、静脈を通って心臓に戻っています。
血液を体内でスムーズに循環させることは、とても大切なことなのです。
足の静脈は重力に逆らって血液を押し上げて、心臓に血液を戻さなければならないのですが、このポンプ機能を「ふくらはぎ」が担ってくれています。
ふくらはぎの腓腹筋やひらめ筋などが収縮することで、足の血液を心臓に戻すことを促してくれているのです。
立ちっぱなしの仕事をしている人は、足が心臓から遠くなってしまうため血液を心臓に戻す力が座っている時よりもたくさん必要となる上に、このふくらはぎの筋肉を使う機会が乏しいため血液が滞りやすくなって疲労物質がどんどんと蓄積されてしまうため、痛みやむくみが生じてしまうのです。
酷い場合は足が内出血を起こしてしまって、赤い斑点が広がってしまうこともあります。
こうなる前にきちんとセルフケアを行って対処することが大切かと思います。
ぜひ後述するセルフケアを実践してみてください。
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セルフケアの方法
姿勢よく立つようにしましょう
まず姿勢を正すようにして下さい。姿勢が悪いと筋肉や関節に余分な負担がかかってしまいます。
理想の姿勢は壁に背中を密着させて直立した際に、頭と肩・お尻・かかとが壁につくことです。
ふくらはぎの運動を取り入れましょう
立った状態で足を肩幅に開き、かかとを上げてつま先立ちをしてください。この姿勢をしばらく保った後、かかとを元の位置に戻します。これを数回繰り返してふくらはぎの運動を行いましょう。
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自宅で座りながらエクササイズ
500mlのペットボトルに水を入れ、そのペットボトルを寝かせて床に置きます。椅子に座り、片方の足でそのペットボトルの上に足を乗せ、少し踏みながらペットボトルをコロコロと転がすようにゆっくり前後に動かしていきます。
足裏マッサージと足首をストレッチするのを意識しながら行いましょう。
自宅で寝転がりながらエクササイズ
まず寝転がり、足を床から少し上げます。足を上げることが辛い場合は、タオルケットや座布団などを折りたたんで、その上に足を置くようにしましょう。高さは床から15~20cmほどが良いかと思います。
心臓よりも足を高い位置にすることで血液が心臓に戻るのを助けてくれるので、エクササイズを行っていない時でも、タオルケットなどの上に足を乗せて休むということはオススメです。
この状態で足首の曲げ伸ばしを行うことで、ふくらはぎの筋肉が伸び縮みしますので、更に循環の改善を促します。
ウォーキングを習慣化させましょう
足の痛みが落ち着いたら、ウォーキングを始めてみましょう。筋力UPさせることで血液やリンパの流れを改善させることができます。
いきなり過度な運動を始めてしまうと負担になってしまいますので、ご自身の体の調子を確認しながら段階的にメニュー内容を見直す必要があります。
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湯舟に浸かるようにしましょう
ぬるめのお湯に浸かるようにすることで、血液の循環を促進させることができます。入浴後に足のマッサージを行うとより効果的かと思います。
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着圧ソックスを使用してみましょう
ドラッグストアで手軽に入手することができます。日中に使えるものや、就寝時に使えるもの、靴下タイプやタイツ・ストッキングなど様々な商品展開がされています。
お好みの物を使用してみてください。
これらのものはリンパや血液を足先から押し上げるような圧力設計になっていますので、思っている以上に効果があります。
自分の足のサイズに合った商品を使うことが大切ですので、商品の説明をよく読んでから使用するようにしましょう。
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おわりに
足をきちんとケアすることでむくみも改善し、今よりもすっきりした足になることも期待できます。ぜひセルフケアをきちんと行うようにし、素敵な足を手に入れましょう。
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